第二十六話 保護ガード
(これをテープで止めるんやな・・・
よしこれでOK!・・・うわーこれ後で取る時絶対毛が抜けるよな・・・
痛そう・・・)
(待てよ?エピはフラップ作らないからガードは無いのか・・・
でもエピの右目にはコンタクト入ってるわけやろ・・・
これ取れたら、めちゃめちゃ痛いんだよな・・・)
(こっちの目を擦ってコンタクト外れたら嫌やな・・・
一応予備コンタクトはもらってるけど・・・
今の状態って・・・)
(生皮剥いだぐちょぐちょの状態だよな)
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
(無理!そんな目に自分でコンタクト入れる自信無し!)
(〃´o`)=3 フゥ
(まあ無い物は仕方ない。擦らないように気をつけるしかないか・・・)
ガードを着けて布団に行くと
「とうちゃん、かめんらいだーみたい」
まあ普通の反応だ。
ただ怖いのはかなり興味を持ち、触りに来る。
「父ちゃんの目は今日手術したから、触ったらあかんねん。」
「触ったら、父ちゃんの目見えなくなって、トニーと遊べなくなるからな。」
「父ちゃんと遊べなくなったら嫌やろ?」
「うん、いや・・・」
「だったら触りなや!」
「うん、さわらない!とおちゃんのめ、はやくなおってね」
「嬉しい事を言ってくれる・・・」+。(ノдヽ)。+゜。゜。ジーン
という事で、防御線を作って、就寝。
隣ではチェイスと嫁さんが寝ている。
(・・・・・・)
(今日手術したんだよな・・・)
(なんか実感無いな・・・)
(明日の朝はもっと見えるようになってるのかな・・・)
(今日手術してなければ、今も見えないままだよな・・・)
(レーシックか・・・スゴイ技術やな)
色々と考えてしまう。これが正解なのかどうかは分からないが、とりあえず今は満足だ。